第65回エプタザール セレクトコンサートのご案内 5月25日開催

東京福岡県人会 会員の皆さま

会員の平井 肇様のご息女、平井千絵様がご出演される
「第64回エプタザール セレクトコンサート」のご案内です。

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オランダで研鑽を積み、演奏活動をしております娘の平井千絵が日本のバリトン界の大御所、吉江忠男さんとのデュオリサイタルを好評のうちに何度も開催してきました。
今回は小田急線狛江にあります「エプタザール セレクトコンサート第64回」に出演いたします。
県人会会員の皆さまに今回もお聴きいただけたら大変幸せです。
ご多忙の折とは存じますが、ご来聴の上、ご高評賜りますよう、謹んでご案内申し上げます。

《 ~希望を祈りて~ ゲーテの詩による叙情豊かな歌曲と 》
深い抒情性で聴き手を包み込む、孤高のバリトン歌手・吉江忠男、フォルテピアノの魅力を追求する名手・平井千絵、世代を超えた二人の芸術家の邂逅が生み出す音楽を、120人限定のサロン、エプタザールでお楽しみください。

<演奏者> 平井千絵(フォルテピアノ) 吉江忠男(バリトン)
<日時> 2024年5月25日(土) 16:00開演(15:30開場)
<会場> エプタザール/狛江市和泉本町1-7-16
(小田急線 狛江駅 北口より徒歩10分)

<曲目> モーツァルト :「すみれ」「夕べの想い」
ベートーヴェン:「5月の歌」「新しき愛、新しき命」「悲しみの喜び」
「希望に寄せて」 連作歌曲「遙かなる恋人に」
ピアノソナタ第8番「悲愴」(ピアノソロ)
シューベルト :「恋人のそばに」「ミューズの子」「魔王」

<チケット> 全席自由 : 4,000円(税込) ドリンク付(ワイン提供:ヒノキ新薬)
   チケットぴあ Pコード263877 https://t.pia.jp/
 e+イープラス https://eplus.jp/

<お問い合わせ/チケット取扱> スピカ 03-3978-6548 spica@sepia.ocn.ne.jp

詳しくは以下よりチラシをご覧下さい。
https://chiehirai.com/2024/01/22/%e5%90%89%e6%b1%9f%e5%bf%a0%e7%94%b7%e3%80%80%e5%b9%b3%e4%ba%95%e5%8d%83%e7%b5%b5%e3%80%80%e3%83%aa%e3%82%b5%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%ab/#comments
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<演奏者より>
今日は、お人柄もその歌唱もあたたかさがあふれ出るような吉江忠男先生のことを書かせていただきます。
吉江先生は、長年ドイツで宮廷歌劇場専属バリトンとして活躍されたのち、豊かな自然と空気を求め、岡谷市に帰国され、カルラホール設立にご尽力される等、地域の文化発展に尽力されてきました。
一方で、自然で無理のない発声とご指導を求め、クラシックに限定されない、多くの素晴らしい歌手が集まりました。紅白歌合戦に出場するようなポップスの歌手や、故佐藤しのぶさんをはじめ、枚挙に遑がないほどです。
初共演の機会をいただいたのは、2021年冬。リハーサルで初めてお声を聴いたとき、その瑞々しさと包み込まれる様なあたたかさに心が震えました。
素顔の先生は、朝晩のエクササイズ、数時間の歌の稽古、地元野菜たっぷりのお食事(全てご自身で用意されます)、諏訪湖の周りをウォーキング、お花のお手入れと、毎日をフルに楽しんでいらっしゃいますが、そういう自然体で前向きなライフスタイルが、音楽にそのまま映し出されていると感じます。
ピアノの前身であるフォルテピアノと、今年83歳になられるレジェンド、吉江先生の歌唱のブレンドを、ぜひお聴きいただきたいと存じます。
音楽ジャーナリスト 池田卓夫さんのブログに素晴らしい記事があります。
ぜひご一読ください。
https://onl.bz/tPQ7EVF

本公演で私が演奏するのは、現代ピアノの前身である「フォルテピアノ」です。
JSバッハに代表されるバロック時代の音楽の爛熟期に、生まれた楽器です。
フォルテ(強い音)だけでなくピアノ(小さい音)が出せるという、それまでのチェンバロにはなかった繊細さ、複雑な表現の可能性に、当時の人々は夢中になりました。
今回使用するのは1795年ウィーンの名工A.ワルターによるフォルテピアノのレプリカで、埼玉に工房を持つ 太田垣至氏によって作られました。産業革命前の職人たちが目指した仕事を、追求しておられます。当日は、太田垣氏自らが調律されます。
膝レバーが二つ鍵盤の下に付いていて、膝で押し上げながら演奏するところなども、お客様との距離が近い会場ならでは、ご覧いただけると思います。
自動車ではなく馬車でサロンに乗りつけた時代の響きを、お楽しみいただければ嬉しいです。

平井千絵

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